こんにちは。子グマ!です。生徒からの暴言についてお話します。
教室で授業している時に、目の前で闘争心をあらわにして言葉で攻撃してくる生徒に立ち向かうとき、ひるんだり感情的にならずに、あなたらしく振舞いたいですよね。
このブログを開いてくれたということは、生徒や誰かからの暴言に悩んでいる方なのかなと思います。まず、暴言を言われるのはあなただけではありません。このことを理解するのがとても大事だと思います。その上で、どんな行動を起こすべきか知ることが大切です。
学校で働く先生は、生徒からひどい言葉を投げかけられた経験が1度はあるのではないかと思います。程度によると思いますが、嫌な言葉を投げられた日は、家に帰ってからも引きずってしまったり、落ち込んでしまいます。今回は、暴言を言われたとき、どう生徒と向き合えばよいのかについて、お話しようと思います。
最初に、私の経験をお話しようと思います。私は高校で働いているのですが、去年、とてもつらい出来事がありました。その時とても荒れているクラスの授業を担当していたのですが、ある時、私が生徒の言うこと(命令?)に従わなかったという理由で、生徒2人から十数分、暴力的な言葉を投げかけられました。内容は、「死ね」「出て行けよ仕事ができないくせに」「○○先生の方が年下なのに優秀だ」というような内容でした。これを大声で長い間言われ続けました。今、これをお話するだけで、思い出して涙が出てきそうになります。大した事ないでしょと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人によるところももちろんありますが、実際に、大勢の生徒たちがいる教室で、1人ぽつんと前に立っているときに、こんなことを言われたら、、、と、想像してみてください。結構きつい状況だと思います。
やるべきことは3つです。
① 生徒に暴言を投げられても、毅然とした態度を貫く。
ひどい言葉を投げてくるような生徒は、その生徒自身が何かに傷ついているとか、クラスでうまくいっていないなど問題がある場合が多いですが、今回は先生の心を守るために書いているので、その話はカットしようと思います。ただ、やみくもに感情的になるとあなたが傷ついてしまうので、何かあるんだなと理解し、その場では決して傷ついた態度を見せないでください。泣きそうになっても教室では我慢してください。そして、「そんな言葉を言われたら、私はとても傷つきます。やめてください」というようなことを、目を見て伝えてください。無理な場合は無視してもいいので、とにかく平気なふりをしましょう。
なぜなら、先生にきつい言葉を投げれば、先生を自分たちがコントロールできるんだと学習し、また同じことが起こるかもしれないからです。
② 学年主任に相談する
私は学年主任の力を貸していただき、解決することができました。人の力を借りるなんてかっこ悪いとか、無能な教師だとか私は思いませんし、そんなことを言ってくるような人がもしいたら、その人こそ問題があるのではないかと思います。
学年主任に伝えることは ①暴言の内容 ②該当生徒に誤ってもらう機会を設定してほしい
この2点です。②の話し合いの設定は、本当に嫌だと思いますが、必要です。悪いことをしたら、問題になりまわりの先生に伝わるんだということを、生徒たちにも理解させる必要があります。学年主任がうまく取り計らってくれるのではないかと思いますが、学年主任と、あなたと、該当生徒とで話してください。
人に相談し、助けてもらえると、少し胸の痛みが取れます。今回は解決法をお話しましたが、どうしてもつらさから解放されない場合は逃げることをお勧めします。そう簡単にはいかないと思うかもしれませんが、ご自身が壊れてしまう前に、周りのことを優先しないでご自身が行きたい方に行くということはとても大事なことだと思います。